買った時点でどうも音がペラペラでPUを増設したりしてたんだけど、あまり良くならなかった楽器。
以前、分解した時にブリッヂの裏面にサスティーンブロックが存在し、その分、ブリッヂの下がザグラられてるのは知っていたのですが、もしかしたらこのザグリが原因なのではと推測。
ザグリの周りに卦書いたラインが実際のブリッヂプレート部分。
ザグリの部分にサスティーンブロックがある。
計測してみた所、やはりザグリの深さとブロックの高さが合ってない。
ブロックの高さが約6.6mmなのに対しザグリの深さは約7.65mm。
ブリッヂの下に約1.05mmの隙間が空いている事になる。
これでは接地面積が小さく弦振動が十分にボディに伝わらない。と言う訳で、今回はブリッヂのプレート部分を1.1mm位ザグって落とし込み、接地を良くする改造を施す事に。
小刀で外周に添って切り込みを入れて行きます。
この後、ノミを使ってザグリます。
写真がない…
おおむね、ザグッた所。
この後、ブリッヂを当てて接地具合を視ながら調整して行きます。
ノギスで計る所とかも撮っときゃ良かった。
解りづらいけど、ザグリ終わってブリッヂを乗せてみた所。
落とし込まれてます。
ただでさえ、弦高落としても駒が高かったのに、さらに1mm低くなったので、かなり厳しいな。
こんど、ブラスのプレート買ってきて、間に挟もう。
ボディはひとまず、これで完成。
相変わらず、凶悪な面構えw。
フロントからディマジオ:モデルONE
センターEMG:P
リア ダンカン:SMB4D
コントロールは各PUのヴォリュームと
ディマジオとダンカン、2つのハムバッカーの
シリーズ/タップ/パラレル
の切り替えスイッチ。
ちなみに、ネックも元の太めの物からスリムな物に削り直してある。
学校入る前の体験入学でやった作業。
余談だけど、E○Pって授業でネック造らないらしいね。
ホントかな…
ついでなので(?)以前、交換して途中のまま使ってたナットを仕上げる。
高さが未加工のまま。
これを弦の半分がでるまでヤスリで削り、ゆったりとラウンドした形状に整えます。
1弦の溝も合ってなかった様なので、ダイヤモンドヤスリで調整。
潤滑剤として、モリワイパーを塗る。
これは、自動車のワイパー用の物。
以前も紹介した、寺田仁さんの本で紹介されてる方法。
ただし、ナット周辺が黒く汚れるので注意が必要かも。
今回、もう一つの実験として指板オイルに油絵の具用のリンシードオイルを使ってみる。
これも、寺田仁さんの本で紹介されている方法。
油は乾くと硬めの皮膜を作るそうです。
リンシードオイルは乾性油で乾きやすく、指板面を丈夫に整える事が期待されます。
レモンオイル等は乾くと言うより、揮発するイメージ。
美大受験時代に使ってた(13年くらい前)オイルを引っ張りだしてきて使う。瓶がきちゃない…
さらに、ネックジョイントのビス穴にクリアラッカーを塗り込む。
今回のバンドは1音下げなのです。
ぶっとい
これで、組み上げて調整、サウンドチェック。
実際、アンプで出してみないと解らないけど、ラインではかなり良くなった感じ。
期待できそう。
サウンドチェックついでに編集中のバンドの曲のまとめをしてデモを録音。
新しい、ネタもうかんだので、ついでに録音。
後で編集しなきゃ。
今度はこれも埋め込んでみようかな→
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